技能検定試験は、職業能力開発促進法に基づいて、皆さんの技能の程度を一定の基準により検定し、公証する国家検定制度です。この検定試験は、検定職種ごとに特級・1級・2級・3級および単一等級に分けて、山口県職業能力開発協会が山口県知事の委任を受けて実施するものです。
インテリアに関しては「内装仕上げ施工」と「表装」の2種で1級・2級とあります。
「内装仕上げ施工」には、プラスチック系床仕上げ工事作業・木質系床仕上げ工事作業・化粧フィルム工事作業があり、この職種に関して当組合では合格に向けてトライアルを実施しています。
「表装」は表具作業・壁装作業に分かれています。

登録基幹技能者とは、熟達した作業能力や豊富な知識や現場を効率的にまとめるマネジメント能力に優れた技能者で国土交通省の登録を受けた専門工事業団体の資格認定を受けた者です。
建設現場では上級職長として、元請の計画、管理業務に参画し、補佐することが期待されています。なお、5年ごとの更新制です。

内装士（インテリアデコレーター）とは、「室内装備の企画・設計・施工管理」「インテリアの企画・設計・インテリアコーディネート」「防炎・防火・法令遵守の責任施工」「室内環境の安全性に配慮した施工」「インテリアコンサルティング」といった知識・技術、能力・経験を有する人材です。

防火壁装施工管理者とは 壁紙を施工後、施工責任を明確にし、当該壁紙が認定された条件を遵守して仕上げたものであることを表示できる者です。
実際に施工する技能者またはその管理者が、「壁装施工団体協議会」が定める「防火壁装施工管理者資格講習会」を受講し、その資格を取得しなければ「防火施工管理ラベル」通称【壁装ラベル】を張り付けすることが出来ません。施工管理者の登録有効期限は3年間と決められており、3年毎の講習会を受講する必要があります。

防炎物品とそうでない物品とを容易に判別するために付けられるものが「防炎ラベル」です。防炎表示（防炎ラベル）を付けることができる者は、消防庁長官によって「登録表示者」として登録された業者に限られています。